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第7回 ICTを活用したフレイル予防研究会 開催報告書.pdf1466.3KB
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第二部パネルトーク登壇者へ寄せられたご質問への回答
Q. | 今回の実証実験は個人参加でしょうか?参加者にはインセンティブなどはありましたか?(例えば、歩数が多ければ商品券など)加えて、継続者を増やす工夫などがあれば教えていただきたいです。 |
A. | 研究会でご紹介した実証事業は、自治体様が主催し、住民の方は個人で参加します。参加された方への商品券などの金銭的インセンティブは設けておりません。
継続者を増やす工夫につきましては、習慣化アプリ「みんチャレ」の特徴として、ピアサポート(仲間同士の助け合い)と、地域の社会貢献活動に寄付ができる社会的インセンティブにより、非常に高い継続率を保持できています。 |
Q. | 実証後の事業継続のために、参加自治体ではどのように予算確保していったのでしょうか。 |
A. | 研究会でご紹介した実証事業は、経済産業省の補助を当社が受け、自治体様のご負担は一切発生しない状態で実施しました。令和6年度以降の事業継続のためには、自治体様にて予算確保が必要となります。本格事業化されている自治体様では、一般介護予防事業として、厚生労働省の地域支援交付金をご活用いただいたり、予算化の初年度には「デジタル田園都市国家構想交付金 デジタル実装タイプ:TYPE1」の活用をされております。ICT活用に使える補助金資料のご提供も可能ですので、当事務局までお問い合わせください。 |
Q. | 高齢者事業でポピュレーションアプローチというと、集いの場を増やそうなどとなりますが、呉市の集めるだけでなく、個で取り組む人を集めるという視点が面白いと思いました。時々集めるという北海道幕別町は事業の組み立てとして、地域と行政と繋がるというのもよかったです。千葉県匝瑳市の報告にあった、会っていない時間の生活を把握できるICTの活用は、限られた職員数のなかで、効果的効率的に業務推進するという視点でも大変参考になると思いました。
皆さんの事業評価としては、住民の健康向上のほか、職員の業務改善的な視点・指標もあるのでしょうか。事業評価指標などもお教えいただきたいと思いました。 |
A. | 職員の業務改善的な視点・指標としては、デジタルデバイド解消を目的として高齢者がスマートフォンにて行政手続き・各種の申込ができる状態を目指します。評価指標は検討中です。 |
Q. | みんチャレは5人で参加するものなのですか? |
A. | 1チーム5人以内で参加できます。当社の調査結果により、最も継続率が高い人数が5人のため「習慣化」に特化したアプリとしてそのような仕様にしております。 |
Q. | みんチャレのピアサポートの部分で、住民間のトラブルなどはなかったでしょうか?また、参加者間のやりとりなどは管理者が見れるものなのでしょうか。 |
A. | 参加者同士のトラブルは、過去3年間事業を運営している中で発生しておりません。参加者へのルール説明や監視体制なども整えております。何より参加者の方同士でアプリの使い方を教え合ったり、お互いの健康を心配されるなど、良いコミュニケーションを目にすることが多くございます。
また、参加者のやりとりは管理画面で確認いただけます。 |
Q. | 5人グループの選定方法などはどうやってきめられたのでしょうか。 |
A. | アプリの利用開始時に、参加者向けにアプリの使い方講座を実施しています。使い方講座の中で、最大5人1組のテーブルに座っていただき、その場でチームを組成します。
参考:アプリの使い方講座について
https://prevfrailty.a10lab.com/fieldtrip
※定期的にオンラインの見学会を実施していますのでぜひご参加ください。 |
Q. | フレイル予防効果の効果判定は簡易フレイルテスト結果以外になにか使用しているものがあれば教えていただけると嬉しいです。 |
A. | 今回実証事業にて実施した、みんチャレフレイル予防事業の評価では、以下の指標を採用しています。
・アプリで取得する項目:年齢、性別、参加地域、歩数、投稿数
・アンケートで取得する項目:簡易フレイルインデックス、社会的フレイル指標、デジタルデバイド解消の度合いを測る設問など |
Q. | みんチャレ導入の予算はどのくらいかかるものでしょうか? |
A. | 実施内容に応じてお見積りいたしますので、事務局までお問い合わせください。
ICTを活用したフレイル予防研究会 事務局(担当:宇津木/渋谷)
MAIL:minchalle.prev.frailty@a10lab.com |
Q. | 参加者の自己負担金はございますか。 |
A. | 参加者の自己負担金はございません。 |